中区の横浜公園で1月19日、同園地下の災害用給水タンクから水を汲み上げる給水訓練が行われた。
これは、横浜市水道局が近隣企業や市民に声を掛け、給水タンクの場所や使用方法を学び、災害時に自分たちで給水ができるようにしてもらおうというもの。
訓練には、プロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の山田謙治選手らも参加。水道局職員の説明のもと、タンクに取り付けた手動ポンプや水道管、蛇口の使用方法を学び、持ち寄ったやかんやペットボトルに水を汲んだ。この場所に給水タンクがあることを初めて知ったという参加者の埴原咲耶子さんは、「これを機に、改めて社内でも災害への備えをしっかりしたい」と話した。
地下給水タンクは小・中学校など市内134ヵ所に設置されている。市水道局は「非常時に備えて自宅近くの給水拠点の確認と、家庭でも水を備蓄してほしい」と呼びかけている。
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