神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2012年2月2日 エリアトップへ

横浜ベイサイド・パトロール隊の代表として測量作業をしながら防犯活動に取組む 池田 真さん 磯子区在住 42歳

公開:2012年2月2日

  • LINE
  • hatena

行動から広げる防犯の輪

 ○…「防災の意識が高いのに比べて、防犯への関心は低い。働いている現役世代でも無理なく出来る事を伝えたい」。道路上や住宅街などで測量作業をする技術者達。その業務をこなしながら、現場近辺の不審者への警戒や通報などに協力する防犯活動に、全社員8人で取り組み始めて1年、昨年11月に平成23年度横浜市防犯功労者表彰で団体の部を受賞した。「警察や地域の方の支えがあってこそ、自分たちに出来ることがあると知った。今は賞を頂いたことに責任を感じている」と話す。

 ○…「全く考えたこともなかった」という防犯への意識が変わったのは一昨年、小学校での仕事を請負った時のこと。「児童がいたずらされる事件が起きた。その時間帯に近くで作業をしていたのに全く気付かずショックを受けた」。それまでにも作業中に事故やケガ人を目撃しながら、通報や介抱に躊躇した経験を振返った時の反省を、行動に移した。会社にほど近い加賀町警察署に相談し、こども110番に登録。昨年、県の自主防犯団体にも登録したのを契機にユニホームを作った。「防犯」と記されたパーカーに腕章、帽子といった姿での仕事風景は警察に間違えられることも。「この服装だけで犯罪抑止になっていれば良いですね」

 ○…父の代から山下町に測量事務所を構え、現在は取締役を務める。通常業務中の防犯活動に加えて、月に数回、加賀町防犯協会のキャンペーンにも参加し、地域の防犯にも目を向ける。自分の親の歳ほどのメンバーに囲まれての活動に「仕事に対しても視野が広がった。やって良かったって思います」と力強く頷く。

 ○…「昔から新しいことを始めるのが好きなんですよね」と休日は自ら立ち上げた草野球チームで汗を流す。友人らにも、仕事を活かした防犯活動を紹介している。「次年度は仲間を増やしていきたい」。そのやりがいを知ったからこそ広げられる防犯の輪がある。
 

中区・西区・南区版の人物風土記最新6

古賀 敬之さん

修復を終え4月から再開した横浜市開港記念会館の館長に就任した

古賀 敬之さん

中区在勤 65歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

奈良 安剛さん

関東学院大学サッカー部の監督を務める

奈良 安剛さん

鎌倉市在住 41歳

4月4日

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

関内ホールで行われる寄席に出演する落語家

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

横浜市出身 36歳

3月28日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市内在住 60歳

3月21日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook