平沼小学校(大谷貢校長)の児童が3月7日、学校周辺の落書き消しを行った。
これは、同校4年3組(園田千佳教諭)の児童が神奈川県について学ぶ授業のなかで、落書きのないまちづくりに取り組む「鎌倉を美しくする会」(高田晶子代表)の活動を知り「平沼の落書きも消したい」と協力を願い出て実現したもの。
当日は西土木事務所も協力し、西平沼橋交差点に架かる歩道橋脇のタイルに書かれた落書きを清掃した。時間が経ちペンキがこびりついてなかなか落ちない部分も多かったが、児童らは高田さんから消し方を習いながら洗剤片手に古布で懸命にタイルをこすり、最後にはきれいに拭き取った。
児童の一人、山田彩加さんは「清掃をしてみて、何で落書きをするんだろうと思いました。私は落書きをしない人間になります」と感想を話した。高田さんは「子どもたちの熱意が素晴らしかったです。この活動が地域に広がり、平沼から落書きが消えることを願います」と話した。
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