市民有志が中区本牧地区の将来の交通網について考える会が4月11日、本牧地区センターで行われた。
これは、今年3月に設立された「本牧の未来の交通網を考える会」(藤木幸夫発起人会長)の2回目の会合で、当日は同地区の住民や区内選出の議員らおよそ30人が参加して行われた。
本牧は1972年に市電が廃止されて以来、同地区へ至る公共交通機関がJR石川町駅や磯子区の根岸駅からのバスのみという現状がある。検討会では、国の「運輸政策審議会答申第18号」でも検討されている横浜環状鉄道(仮称)による地下鉄延伸構想も踏まえ、どのような交通手段が整備されるべきか住民目線で話し合った。参加者からは「地下鉄延伸の現状を行政に確認すべき」「地下鉄が難しいなら、LRTなど別の形の手段を考えてもよいのでは」「本牧の観光資源をいかせる街づくりを」といった意見が出された。
同会会長代行を務める横浜本牧観光協会の鶴田理一郎さんは「会を重ねながら参加者を増やし、この地の交通網がどうあるべきか、地域全体で考えていきたい」と話した。
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