神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2012年5月24日 エリアトップへ

6月1、2日に行われる横浜開港祭の実行委員長を務める 野澤吉且(よしかつ)さん 南区在住 38歳

公開:2012年5月24日

  • LINE
  • hatena

多くの笑顔に出会いたくて

 ○…横浜港の「誕生日」を祝う一大行事を目前に慌ただしい日々が続く。実行委員である横浜青年会議所(JC)のメンバーと参加団体や協賛企業を回る。「イベントやボランティアの参加希望者は過去にないほど多い」と手応えを感じている。「港の誕生日をみんなで祝えることを誇りに感じ、市民の笑顔が見える場所にしたい」。開港祭が好天で無事に行えるように、てるてる坊主の役割を果たすべく、頭を丸めた。「どこへ行っても『何かしたの』と聞かれる。38歳なのに坊主とはね」と笑顔で頭をかく。

 ○…南区で建築・解体業を営む家に生まれる。「親に相談せず、好き勝手にやっていた」と家業は手伝わず、旅行会社に就職。しかし、結婚を機に27歳で父の下で働くようになった。仕事を通して親孝行ができたと思えてきた2004年、父が急死。代わりに社長となり、従来の仕事に加え、ネパールで農業を中心とした環境事業を行うなど、社会貢献活動も展開する。

 ○…05年に横浜JCに入会。09年、JCの活動として、みなとみらいのマリノスタウンにビーチバレーコートを設けるなど、スポーツの楽しさと礼儀の重要性を知ってもらう子ども向けの企画を実施。「子どもが裸足で嬉しそうに走り回る姿が忘れられない」。将来の横浜を担う子どもの笑顔に喜びを感じた。自身が子どものころ「6月に花火が見られるお祭り」と思っていた開港祭に今回初めて本格的にかかわり、「一つでも多くの笑顔と出会えれば」と心から願う。

 ○…妻と3人の子どもと暮らす。時間を見つけては家族で旅行に行く。「開港祭の準備で特に最近は家を空けがちだから」と苦笑するが、JCのイベントに子どもを連れて行き「自分自身がまちの財産になっていく」姿を見せている。「お世話になった先輩、後輩、仲間のためにも、できる限りのことをして恩返ししたい」と笑顔あふれる開港祭にすることを約束した。
 

中区・西区・南区版の人物風土記最新6

古賀 敬之さん

修復を終え4月から再開した横浜市開港記念会館の館長に就任した

古賀 敬之さん

中区在勤 65歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

奈良 安剛さん

関東学院大学サッカー部の監督を務める

奈良 安剛さん

鎌倉市在住 41歳

4月4日

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

関内ホールで行われる寄席に出演する落語家

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

横浜市出身 36歳

3月28日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市内在住 60歳

3月21日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook