太洋歯科クリニック卓球部が、7月13日から16日まで岡山県で行われた「第31回全日本クラブ卓球選手権大会」女子一般1部で、ベスト8に入った。
中区万代町の太洋歯科クリニックは、全国的にも珍しい卓球部を持つ歯科医院として知られる。卓球経験者の蕭敬意院長が4年前、「全国に通用するチームを」と同部を発足させた。その後、学生時代に実績を残した部員たちの加入もあって、3年前に全国大会に初出場を果たすなど着実にチーム力を高めてきた。
3チームによる予選リーグでは前年ベスト8の強豪「美鷹クラブENJOY」(東京)と対戦。トップでエース木戸亜希穂さんが勝つと、2・4番は落としたものの木戸さんと平澤祥子さんのダブルスが勝ち、ラストでも平澤さんがストレートで相手を下して、初の決勝トーナメント進出(ベスト8)を決めた。
トーナメントでは1回戦で「HIBIKI A」(大阪)に0-3で敗れ「ベスト4の壁は厚いと感じました」(木戸さん)というが、蕭さんは「全国ベスト8は創部以来の目標だったのでうれしい」と選手の健闘をたたえる。
普段は同院の職員として働く選手たち。地元チームの指導やジュニアチームの発足など、地域貢献にも積極的に取り組んでいる。蕭さんは「選手には成績だけでなく、社会人として成長してほしい。卓球を通じて生まれ育った横浜に少しでも恩返しができれば」と話している。
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