「私たちは3・11を忘れない」を掲げ、「被災地花いっぱい運動」の街頭募金が3月9日、桜木町駅周辺で行われた。天気に恵まれ、土曜日ということもあり多くの人が募金の呼びかけに応えていた。
この活動は、昨年に引き続き2回目。中区社会福祉協議会と中区ボランティア連絡会が主催したもの。中区役所も共催している。
ボランティア団体や学生ら49団体389人が街頭に立った。参加した浅沼寿子さん(75)は「高齢なので被災地での活動は難しいですが、できることには取り組みたい」と話していた。募金したみなとみらい在住の50代の夫婦は「早く被災地が元気になって欲しい」と願いを込める。
集まった募金は、岩手県大船渡市の福祉施設「慈愛福祉学園」が展開する「花いっぱい運動」の一環として、同学園の障害者らが育てたコスモスやサルビアなどの購入に充てられる。
それらの花は仮設住居の入居者に届けられ、花を通して被災者同士の会話のきっかけ作りや、引きこもり防止に役立てられるという。
中区社協では「まだまだ復興は進んでいない。風化させないためにも、今後も続けていきたい」と話していた。
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