市立みなと赤十字病院で3日、大規模災害を想定した防災訓練が行われた。
同院のほか市内各地の拠点病院の職員や赤十字奉仕団など300人以上が参加する大規模な訓練。当日は、マグニチュード7の地震が発生し、多くの傷病者が運ばれるという想定のもと、院内に対策本部やトリアージエリアを設置。情報収集や患者の避難、傷病者の受け入れ体制などを確認。屋上のヘリポートでは救助ヘリの搬送訓練も行われた。
訓練を指揮した同院救急部の伊藤敏孝医師は「傷病者の重症度合の判断に時間が掛かったなど課題も見つかった。今後も他の病院や行政各部署と連携を図り、災害が起きた際にはできるだけ多くの傷病者を受け入れたい」と話した。
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