社会のために献身的な活動を行う個人または団体を表彰する「キワニス社会公益賞」にこのほど、西区平沼の永井正彦さん(81)と中区翁町のNPO法人さなぎ達(山中修理事長)が選ばれた。5月9日には、横浜駅西口のホテルで表彰状の贈呈式が行われた。
この表彰は、奉仕団体の横浜キワニスクラブ(中区尾上町・糟谷愼作会長)が実施するもので36回目。
永井さんは、西区の小中学生の環境学習に取り組む「もったいない探偵団」の団長を1994年から務め、リサイクル活動などに取り組んできた。また、横浜駅周辺の清掃を行う美化推進員のまとめ役を16年、理事長を務める障害者施設の通所者による清掃活動も展開してきた。
「さなぎ達」は、中区寿地区の路上生活者の自立支援活動を展開し、99年からは居場所づくりとして週1回「さなぎの家」を開催。「医衣食職住」を柱に、独居高齢者のサポートをするとともに、近年増加傾向にあるという若年層の路上生活予備軍への支援も行う。
永井さんはあいさつの中で「81歳ですが、シニアの応援もやっています。今後とも活動を頑張っていきたい」と力強く語っていた。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|