三菱地所グループが手掛ける商業施設「MARK IS」が明日6月21日、みなとみらい21地区にグランドオープンする。県内初の42店舗を含む全189店が出店、同地区で最大規模。世界初出店の(株)セガ(東京都品川区)と英国のBBCWがタッグを組んだ大自然超体感ミュージアム「Orbi(オービィ)」(8月19日オープン)も話題を呼んでいる。
8月に世界初の映像館も
横浜美術館の隣に建てられた「MARK IS みなとみらい」は、敷地面積約1万8千平方メートル。地上6階、地下4階からなり、延床面積は11万6千平方メートルで、その内の4割近い4万3千平方メートルが店舗面積となっている。
子育て中のヤングファミリー層から、その親までの3世代を意識した「ライフエンターテイメントモール」がコンセプト。全189店舗のうち、衣服や雑貨などの物販が136、生鮮にスイーツなど飲食販売が27、カフェやレストランなどの飲食店38、美容室などのサービス店が9となっている。
屋上には、果樹園・菜園の「みんなの庭」を整備するとともに、館内にはベンチなどのスペースを約30カ所用意し、買い物だけではない、くつろぎの空間を提供している。
8月19日にオープンする世界初の大自然超体感ミュージアム「Orbi」は、英国の公共放送局BBCが過去50年にわたり制作してきた自然番組の膨大な映像を活用し、幅40m、高さ8mのスクリーンで、大自然や生き物をテーマにした作品を上映する予定だ。
同施設広報担当は「セガのエンターテイメントの技術力とBBCによる大自然の圧倒的クオリティの映像を体感できる世界初の施設として注目されると考えています」と説明する。
屋上菜園で収穫イベント
オープンに際しては、各店舗でキャンペーンなどが行われるとともに、屋上の果樹園・菜園では収穫体験イベントを予定する。
みなとみらい地区の開発に関わってきた三菱地所グループの商業施設として、広報担当は「みなとみらいの『日常』や『生活』を意識した、新しい暮らしの提案を189店舗とともに施設全体で行っていきます」とコメントしている。
営業時間は午前10時から午後8時(金曜〜日曜、祝日・祝前日は9時まで)、飲食店は午前11時から午後11時まで。
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