ボランティアをまずは体験してもらおうと、中区社会福祉協議会による「はじめてボランティアプロジェクト」の第1回目が、6月22日に行われた。内容は、車いす体験と福祉車両の見学で、17人が参加した。
同社協(中区山下町2)で、車いすを動かすポイントや座る人への介助方法などを職員が説明。その後、二人一組になって同社協が入る産業貿易センターを出発し、山下公園前を通り横浜トヨペットまでの約700mを「車いす体験」した。
トヨタでは、展示されている福祉車両を同社スタッフが実際に動かして機能を解説した。車いすごと乗ることができる車両や電動で助手席が回転し乗降の介助負担を軽減する車両など、4種の福祉車両にふれた。
参加した77歳の男性は、車いすについて「高齢者になってから使うと、慣れるのが大変。介助側がしっかり気を配らないといけない」と話していた。家族4人で参加した60歳の男性は「定年を契機にボランティアに携わろうと思った」と参加理由を話していた。
この企画は、ボランティアに関わるきっかけづくりを目的に、同社協が具体的な内容で全6回を計画。個別参加も可。次回は、発達・知的障害への理解深化の講座となっており、7月6日(土)に同社協で行われる。問い合わせは同社協【電話】045・681・6664へ。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>