地震発生後の木造住宅密集地域を想定した消防訓練が6月29日と30日、みなとみらいの耐震停泊地で行われた。西および鶴見消防署をはじめ市内臨海地域の消防団が参加した。
29日には、本格運用となる西消防団の二輪隊も参加。消防活動のための情報収集をシミュレーションする訓練を行った。
二輪隊として西消防団の浦辺利広さん(57)、山内直子さん(34)、小野修一さん(64)の3人と市消防職員1人が参加。浦辺さんは2年前の東日本大震災を、山本さんは2007年の中越沖地震を経験しており、「地震発生直後はとても立ち入れる状況ではない」と浦辺さんは話した。また、日頃からの訓練の重要性も指摘していた。
訓練では、市消防局が所有する最大の消防艇「よこはま」が停泊地に接岸し、装備する大型ポンプで海水を吸い上げ、遠距離送水訓練を実施。大口径の送水ホースの敷設なども行い、参加した消防団のメンバーは、災害時を想定し声を掛け合いながら取り組んでいた。29日は約150人、30日は計8消防団の約600人が参加した。
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