地域住民が気軽にアートを楽しめると評判の場所がある。中区・山手駅近くの「ギャラリー&和イタリアンバル・風我」では毎月第3日曜日に、地元に住む主婦や会社員に店舗を交流スペースとして開放している。
キルトやフラワーエッセンスなど、それぞれが自由に教室や講座を開くことができるため、「趣味の発表の場になる」「色々な人と交流できて楽しい」と好評だという。
この取り組みは、店主の吉本俊介さんが「風我夢工場―Fuga Dream Factory」と題し、今年1月から行っているもの。
もともと元町や野毛などで料理人として腕を振るっていた吉本さんは、「料理を提供するだけじゃなく、そこに住む人の日常を楽しくしたい」と、妻の由姫子さんと2年半前にギャラリーを兼ねた同店をオープン。店内には県内外のアーティストの作品や地元で開催されるイベントのポスターなどが飾られるなど話題の宝庫となっている。
また昨年6月には麦田のトンネルから南の山手、本牧地区を盛り上げるきっかけになればと、オリジナルTシャツを制作。普段使いできるようにデザインにこだわった。今後は大阪のイタリアンジェラート店とコラボした商品の提供などを予定しているという。
吉本さんは「継続して色々な話題を発信していきたい。みなさんの日常が少しでも明るくなれば」と話していた。
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