ホテルニューグランド 鎌倉野菜でスイーツ開発 新たな名物メニューに
ナポリタンなど数々のメニューを生み出してきたホテルニューグランド(中区)から、鎌倉野菜の一つ「オレンジズッキーニ」を使った新しいスイーツが誕生。生産者と協力しながら約1年間試作を続けてきたプリンとシャーベットの販売が、1日からスタートした。
オレンジズッキーニの正式名称は「クルジェット ニソワーズ」。南仏を中心としたヨーロッパでは一般家庭でも食されるポピュラーな食材だが、まだ日本では市場に流通していない。
今回使用するオレンジズッキーニは、鎌倉野菜の生産者である加藤宏一さんが育てたもの。旬は11月頃だが、両者を引き合わせた青果物加工販売業のマルアキフーズ(株)(保土ケ谷区)が冷凍ペーストの加工に成功し、通年提供が可能になったという。
「初めて見る野菜だったので扱い方に悩んだが、水分が多く、鮮やかなオレンジ色と夕張メロンのような甘い香りはスイーツ作りにぴったり。素材そのものの味が楽しめるように仕上げた」と開発したシェフ・パティシエの松尾健次さん。
オレンジズッキーニを使った商品=写真=は1日数個限定で本館1階「ザ・カフェ」で提供中。持ち帰り用に釜焼きプリン525円も販売。11月30日まで。
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