(PR)
内視鏡検査、消化器内科、糖尿病診療が強み コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」 便潜血反応陽性がでた方に 取材協力/みなとみらいケンズクリニック院長 柳川健
Q・職場の検診で便潜血反応陽性を指摘されてしまいました。特に症状もないのですが、このまま放置しておいても問題はないでしょうか。
A・「便潜血検査」は少量の便を通常2回提出し、便の中に血液が含まれているかどうかを調べる検査です。大腸ガンや大腸ポリープは、ある程度の大きさになると表面からわずかに出血してくる事があるため、便中の血液を調べるのです。便潜血検査で陽性になった場合、便の中に血液が含まれていることを示しています。
便の中に血液が含まれているということは必ずしも大腸ガンや大腸ポリープの場合だけではなく、痔や胃の病気(ガン、ポリープ、潰瘍など)であることも少なくありません。そのため、便潜血検査で陽性が出た場合には、その原因となっている病気を見つけるために大腸内視鏡や胃内視鏡検査等が必要となります。
2回の便検査のうち1回のみ陽性になった場合、もう1回便検査をして内視鏡検査を行うか決断したい、という方がたまにいらっしゃいますが、明らかに間違った方法です。
一方、便潜血検査が陰性でも大腸ガンや大腸ポリープがないとは言えません。残念なことに、大腸ガンや大腸ポリープがあっても便潜血検査では100%陽性にはなりません。表面から出血していなければ便の中に血液が混じる事はないからです。
一般的に、進行性大腸ガンがある場合、便潜血検査陽性率は80%から90%と言われています。そのため、便潜血検査を2回施行すれば、進行ガンがあれば少なくとも1回は陽性になると言えます。しかし進行性大腸ガンがあっても自覚症状が全くない事も多いため、症状がないからといって内視鏡検査を受けないことは大変危険です。
40歳を過ぎたら少なくとも3年に1回は大腸内視鏡検査をお受けになる事を強くお勧めします。
医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい3階
TEL:045-651-2588
|
<PR>
|
|
|
|
|
|