中区仲尾台の根岸外人墓地で11月9日、「墓前祭」が行われ、地元の自治体や横浜山手ライオンズクラブのメンバー、小中学校の児童ら約150人が清掃や献花を行った。
根岸外人墓地には、関東大震災や第二次世界大戦などで命を落とした外国人およそ1200人が眠っている。30年程前から、歴史ある墓地を守ろうと近隣の仲尾台中の教諭や生徒たちが清掃活動をはじめ、現在では望洋自治会(有馬弘政会長)の主催で慰霊祭が行われるようになった。
当日は墓地の清掃後に、ドイツ兵の合同慰霊碑前で式典を開催。三上章彦中区長やドイツ大使館の海軍曹長も訪れ、一人ひとり献花を行った。三上区長は「中区にこういった大切なお墓があることを、次の世代に伝えられるすばらしい行事だと思う」と話していた。
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