西区の西戸部三丁目公園で11月17日、西消防署と西戸部町三丁目自治会によるスタンドパイプ式初期消火器具の訓練が行われた。
これは、区内の木造住宅密集地域震災時の減災、自助・共助の推進を目指して同署と区役所が8月から進めている取組み。同自治会が初期消火能力向上モデル地区に選ばれている。
当日は、区内の木造住宅密集地域に係る18自治会からの見学者を含む約150人が参加。女性でも扱いやすい軽量のスタンドパイプ式初期消火器具=写真=を使って消火訓練を行った。
その後、西消防団の小型ポンプと消防隊による一斉放水訓練も実施され、地域と行政、消防署が一体で消火の流れを確認した。
訓練後に講評した西消防署の岡田康裕署長は「大規模災害では区内の多数の地域で火災が発生し、消防隊・消防団全てが出動しても対応できない。今後も各地で自助・共助の取り組みを進めて頂けたら」と話した。
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