横浜港大桟橋埠頭で12月6日、横浜港保健衛生管理運営協議会による感染症対策総合訓練が行われた。
これは、大型客船や貨物船が多数発着する横浜港で、海外から持ち込まれる可能性のある感染症に対して横浜検疫所など関係機関が円滑に対応するために行われたもの。
当日は客船ロイヤルウイングを現場に見立て、横浜港への航路の途中で多数の乗客が新型インフルエンザを発症したという想定。検疫官が海上保安部の巡視船で客船に乗船して重症患者を救助・搬送する手順や、大桟橋着岸後に赤十字の救護班らが患者の診察や検体採取の協力体制を確認した。埠頭では消防や警察の搬送訓練も行われた。
横浜検疫所の木村博承所長は「今後も関係機関の連携を強化し、有事に備えたい」と訓練を総括した。
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