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(株)アーキテクト・アソシエイツ・ヨコハマ 地域の人々と考え、創造するまちのコーディネーター
桜木町に建築設計事務所を構えて一般住宅や福祉施設を手がける一方、横浜市の「まちづくりコーディネーター」を務め、まちの景観整備や住環境の向上に力を注いできた。市内を中心に浦島町(神奈川区)や市場西中町(鶴見区)のほか、昨年バリアフリー化した石川商店街一帯のまちづくりにも参加。「課題はまちによって異なる。まちの人が自ら考え、行動することが一番大切」と過程を重視し、看板の設置からごみ出しのマナーまで細かい約束ごとを決めたルールブックを、商店街や地域住民らと話し合いながら5年かけて作成した。また「まちづくりには終わりがない。継続的に専門家の支援が受けられるような仕組み作りが必要」と、まちづくりコーディネーターの顧問制度化を提言する。
まちづくりは人づくり
「施主との出会いからスタートし、一緒になってデザインしていく点で、家づくりとまちづくりは似ている」。仕事の枠を超えて地域に入り込めるのも、いち横浜市民としてまちへの愛着があるからこそ。「地域のイベントに呼んでもらったり、相談を受けたり…。『いつ住民票移すの?』なんて言われるほど」と笑う。
建築物は一度完成すると、長い間その地に存在し続けるもの。面白さがある反面、人々や環境に対する責任も大きいという。まちづくりの集大成として「そのまちの特性を生かした建物を作ってみたい」と語り、建築家としても魅力あるまちづくりに貢献したいと願う。環境に同化させながら、いかに存在感のある建築物を創るか―。まちの設計図を描くのはこれからだ。
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