中区・西区版 掲載号:2014年2月6日号
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母校の大鳥小学校に畳表を寄贈した 吉野 裕一さん 中区本郷町在住 48歳

実直な仕事で畳文化守る

 ○…い草の香りが心地よい、張り替えられたばかりの畳。予定通りに大鳥小での作業を終え、「普段より畳数も職人も多くて段取りが大変だったけど、なんとか終わったね」と達成感をにじませた。3代にわたり通った母校に「これからも畳の上で気持ちよく過ごしてほしい」と言葉を贈る。

 〇…老舗「海老名畳店」の4代目。幼い頃から祖父や父の背中を見て育ち、「自分も畳職人になる」と自然に思ったという。高校卒業後に茨城県の畳訓練校へ入学。畳作りの基礎や、畳縁の模様を崩さずに縫い付ける高度な技術を習得した。「先生も職人だから、教えてもらうっていうより見て覚える。不器用だから苦労した」。そう苦笑いするが、今でも「誰が見ても恥ずかしくない仕事をしたい」と出来るだけ手作業にこだわっている。

 〇…丁寧な仕事とともに大切にしているのが、国産の畳を絶やさないこと。4年程前に畳表の名産地、熊本県のい草農家と連携した畳店のネットワーク「畳屋道場」に出会い、農家でい草の刈取りを体験した。「真夏だから暑くて、あんなに大変だとは思わなかった。い草は農産物だと実感した」。今では道場の一員として熊本の歴史ある神社の畳替えに赴くことも。横浜で国産の畳を作り続けるとともに、「いつかは熊本城の畳替えをしたいね」と目を輝かせる。

 〇…「今回の小学校の畳替えができたのは、前会長の口添えや畳屋道場の社長と仲間のおかげ。思いのほか子どもたちが興味をもってくれて嬉しかった」としみじみ。自身の子どもは息子と娘がひとりずつ。17歳の息子はブラジルに単身サッカー留学していて中々会えないが、「俺に似て不器用だけど、がんばってほしいよ」と背中を押す。2月中旬には小学校で畳のお披露目もかねて、畳にまつわる講演会を行うという。「畳は日本の気候に合った天然素材。その良さを伝えられれば」と意気込む。

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