▽4月に着任。横浜随一の歓楽街を管内に持つ警察署のトップとして「安心・安全な地域社会の実現が第一」と力強く語る。「署員は緊張感を持ち、何ごとにも迅速的確に対応している」と評した。薬物や賭博、違法風俗、不法在留外国人などの取締りは徹底する。また、長者町と福富町、初音町と黄金町の歓楽街対策を地域の住民と一緒になって推進しており、より強化していく方針だ。
▽3月まで相模原市警察部長を務めた。33年の警察官人生で、20年は県警本部で過ごし警備関連の部署が多かった。「国体や海づくり大会、植樹祭、APECなど、さまざまな警備に携わりました」と振り返る。警察署としては川崎署をはじめ加賀町、戸部、港南、平塚を経験している。
▽川崎市出身で中区に居を構える。しかし今は、署長として公舎暮らし。「初めての単身赴任ですね」と笑った。息抜きは映画観賞や自宅のガーデニングだという。好きな言葉は「艱難辛苦、汝を玉にす」。「物事から逃げちゃいけない。しっかり乗り越えて自身を磨いていきたい」。伊勢佐木署については、「伝統のある署。誇りを持ってより一層、士気の高い署を作っていく」と話した。
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