作品通じ、心ふれあう場に 障害者に展示スペース開放
横浜トヨペット(株)(中区山下町)の本社ショールーム2Fで5月31日(土)まで、「こころMOJIart展」が開催されている=写真。
出展者である浦上秀樹さん(41)は21歳の時に、筋肉が徐々に減少する難病「遠位型ミオパチー」を発症。自分の意思で手足の筋肉をほとんど動かせない状態のなか、まだ残る顔の筋肉を利用して口に筆をくわえ、漢字の中にひらがなが隠れているデザイン文字を描いている。会場には37点の作品が展示されており、最終日には同氏による実演も予定されている。
この展示スペースは、同社が扱う福祉車両のショールーム「トヨタハートフルプラザ横浜」と同じフロアに設けられたもので、障害を持つ人たちが趣味やリハビリ活動で作った作品を展示できる場として、無料で貸出しているという。絵画や陶芸、写真などの作品を展示・販売できるほか、グループ発表会などにも使える。「不定期で様々な作品展を開催しているので、気軽に見に来てもらえれば」と同社。展示スペースに関する問合せは同社【電話】045・662・9691(午前10時〜午後4時)へ。
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