LED野菜 「チョイモビ」でお届け CO2排出ゼロ目指し
LED植物工場装置の開発などを手がける(株)キーストーンテクノロジー=中区太田町=ではこのほど、LEDで栽培した自社産野菜の配達時に、超小型電気自動車によるカーシェアリングサービス「チョイモビ ヨコハマ」の活用を始めた。
チョイモビは横浜市と日産自動車(株)が低炭素型次世代交通の実現に向けて、昨年10月から協働実施しているもの。現在、中区西区内の観光地を中心とした58カ所の拠点で車を貸し出しており、生活や観光、ビジネスなどで移動手段として使われることが多いが、流通での活用は珍しいという。 同社では、「環境に配慮して栽培した野菜なので、配達時のCO2排出量もできるだけ軽減したかった」と話し、これまでも自社工場で収穫した野菜を近隣の取引先に納品する際は、できるだけ徒歩や電車で届けていた。チョイモビは、関内から元町まで比較的広範囲の配達がある金曜日に試験的に利用しており、「物流時のCO2排出ゼロを目指して、食のスマートシティ化を横浜から発信できれば」と話している。
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