地域や商店街の自主的な取り組みを支援する「神奈川県地域商業ブランド確立総合支援事業」の今年度の採択結果がこのほど発表され、県内13団体の事業が採択された。中区からは「商店街振興組合元町クラフトマンシップストリート」(打木徹理事長)、西区からは「横浜駅西口五番街商店会協同組合」(七尾弥三郎理事長)の事業が選ばれた。
この支援事業は、集客力のある「マグネット商店街」の創出を目的に、2年前から実施されているもの。県産業労働局の担当者は「地域ならではの魅力をさらに磨き、ゆくゆくは全国からの集客につなげてほしい」と話していた。対象団体には、アドバイザーの派遣や事業費補助が行われる。
今回初めて選ばれた元町CS会は、毎年恒例となっている地元の飲食店などが自慢の料理を提供するフードフェアのさらなる充実を図る。打木理事長は「屋外イベントのため、テントの購入などハード面の整備に力を入れたい」と話した。
また昨年度に続き2度目の採択となった西口五番街は、サッカーJ2の横浜FCを地域資源に、サポーターが集う街づくりをめざす。同会の七尾理事長は「スポーツをきっかけに、若い世代にも魅力溢れる商店街にしていきたい」と語った。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|