住民の手で初期消火を 西区の講習会に50人
西消防署による初期消火能力向上講習会が6月28日、神奈川区沢渡の市民防災センターで行われた。
これは、区内に点在する
木造住宅密集地域や道路狭(きょう)あい地域の延焼火災を防ぐために住民に初期消火の方法を習得してもらおうというもの。
当日は該当町内会からおよそ50人が参加。まずは座学で職員から西区の震災時延焼火災対策についての概要や、初期消火器具の整備補助の説明を受けた。
その後、参加者はグループに分かれ、西消防団の説明を受けながら実際にスタンドパイプや初期消火箱からホースを取り出して消火栓に繋ぎ、消火訓練を行った。
訓練に参加した西区第4地区自治会連合会会長の林和明さんは「地域で初期消火への意識が高まっている。今後も器具の導入や訓練を重ねていきたい」と話した。
中区でも講習会
中消防署が6月26日、イベント事業者向けの事故防止講習会を開いた。
これは、夏のイベントで参加者の熱中症や火災などの事故防止が目的。中消防署の職員が昨年京都の花火大会で起きた露店爆発事故や過去の大規模救急搬送事例を引き合いに注意を呼びかけ、参加者には熱心にメモを取る姿が見られた。
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