振り込め詐欺を抑止しようと中区の市立本町小学校と市立横浜吉田中学校の生徒を対象とした「『絆』標語・絵画コンクール」の表彰式が、7月16日に伊勢佐木警察署で行われた。
伊勢佐木防犯協会(常光日出男会長)と伊勢佐木警察署(岩倉利光署長)が主催したもので、小学生は絵画を、中学生は標語をそれぞれ5月から募集し、絵画33点、標語191点の応募があった。
表彰式当日は、絵画および標語の入選作品をてがけた生徒ら10人が参加、岩倉署長から賞状が贈られた。今後、入選した絵画と標語を組み合わせたポスターを作製し、防犯協会で配布するなど防犯活動に活用する。
表彰式であいさつした防犯協会の常光会長は「どれもすばらしい作品で甲乙つけがたく、全作品が入選だと思っている」と話し、「振り込め詐欺が一件でも少なくなれば」と期待していた。
岩倉署長は「どれも心のこもった作品ばかり」と評価し、「最優秀賞の標語『合言葉 それは 家族の愛言葉』に座布団一枚」と場を和ます場面も。
絵画で最優秀となった小山田優さん(小学5年)は、家族全員でカルタを楽しむ構図を用いたことについて「楽しい温かい家族への思いを込めた」と話した。標語で最優秀の山井若葉さん(中学2年)は「家族愛を深めてもらえたらうれしい」と笑顔で話していた。
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