2015年幕開けにあたり、本紙は西区の大久保智子区長にインタビューを行い、昨年の振り返りと今年の施策について聞いた。大久保区長は70周年を礎とした区の発展や活性化を目標に掲げた。(聞き手/本紙・土谷晃)
――区制70周年を振り返ってみていかがでしたか。
「年間を通じて本当に多くの方に70周年を盛り上げて頂きました。この1年は地域や事業者の皆さんの力の大きさ、西区の底力を改めて強く感じました」
――70周年を終え、今後西区の目指すべき道は。
「小さいながらも地域の温かさを感じられるのが西区の良さだと思います。昨年行った区民アンケートで、西区民の定住意向が5年前と比べて飛躍的に上がりました。『住んでよかった』と思ってもらえる街にしていくのが行政の役割。防犯や防災、子育て、活性化など地域によって課題も様々なので皆さんとよく話し合いながら取り組んでいきたいと思います」
ころばんよ体操普及を
――15年度はどのような重点施策がありますか。
「横浜市は『健康寿命日本一』を目標に掲げています。西区でも介護予防の『ころばんよ体操』の普及や、幅広い世代がスポーツをもっと楽しめる施策を進めていきます」
――昨年は防災・減災への取組みも目立ちました。
「津波や火災の避難マップや簡易無線の活用など、地域の皆さんが積極的に自助・共助に向けて動き出しました。今年も更に各地域に広がればと思います」
――街の活性化ではどんな点に注目されますか。
「横浜全体で見れば横浜駅周辺の再開発などが大きな話題ですが、西区としては商店街の活性化に力を入れていきたい。商店街のニーズを把握し、行政として何ができるか検討していきたいと思います」
――最後に西区民へのメッセージをお願いします。
「昨年は区制70周年を中心として本当に温かいご支援を頂きました。引き続き皆さんとご一緒により良い西区をつくっていけるよう、ご協力お願い致します」
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