中区の三溪園で2月21日、梅の季節恒例のお囃子会が開かれた。大池前の広場に紅白の横断幕を付けた舞台を設置し、子どもから大人まで10人が法被姿で横笛や太鼓を演奏し「松尽くし」や「江戸祭囃子」「狸ばやし」「寿獅子」などを披露した。午前と午後の2回開催し、午前の部では100人近い人が集まり、狸やキツネなどにふんした子どもの愛らしい演技に拍手を贈る姿が見られた。
寿獅子では、2体の獅子が魔除けや健康祈願して観客の頭を噛みながらの練り歩きも。乳児の孫を連れて家族4人で来ていた磯子区の男性は、頭を獅子に噛んでもらった孫に向かって「こわかったかな〜」と微笑みながら語りかけていた。
お囃子を披露したのは「横濱本牧囃子連」。中区本牧大里町在住の鶴岡和彦さん(68)が20年ほど前に立ち上げた。現在、12人のメンバーが所属しており、三溪園では7年前から囃子を披露しているという。
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