開港記念日の6月2日、横浜市開港記念会館(通称「ジャックの塔」)の時計塔が一般公開され、約300人が塔に上った。開港記念会館のボランティアガイド団体、ジャックサポーターズが主催した。同団体主催としては、今年で7年目。
急で狭い階段のため、来館者の安全を考慮し普段は公開されていないジャックの塔。当日は、特別な日である開港記念日のため、ガイド同伴で一般に公開された。
午後3時まで公開する予定だったが、予想を上回るペースで来場があり、終了時間を繰り上げるほどの盛況ぶり。参加者はガイドの説明を聞きながら、103段もの階段を上り、頂上を目指した。
はじめて時計塔に上ったという港南区から親子で参加した森京子さん(34)は、「みなさんが大切に保存していた階段を上れて感動。時計塔から見る景色はすばらしかったです。横浜スタジアムが見えたり、県庁が見えたり、歴史の重みを感じられた」と満足げに話していた。
同団体の萩原英(ひでし)代表(83)は、「今後は英語のガイド資料作成や、英語での案内にも対応できるように後継者を育てていきたい」と話し、来年以降はさらに充実させて開港記念日に臨みたいとしている。
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