横浜市は９月末から、がん患者のための就労相談を中区にある「横浜しごと支援センター」（技能文化会館３階）で開始した。毎月第４金曜日の午後１時から５時までで、１回50分。相談は無料となっている（事前予約制）。次回開催は10月23日の予定。
相談に対応するのは労働・年金・社会保険の専門家である社会保険労務士。市内在住・在勤・在学のがん患者（治療後も含む）およびその家族が対象。
がん患者の３人に１人は就労可能な年齢での発病といわれており、以前から就労に関する相談・支援体制の整備が望まれてきた。その状況において同支援センターでは、これまでの相談業務に加えて、がん患者のための「仕事と治療の両立に向けた」相談を開始することになった。市立市民病院＝保土ケ谷区＝では、７月から看護師などと連携した社労士による同様の相談を実施している。
就労相談の予約は同支援センター【電話】０４５・６８１・６５１２。
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