横浜DeNAベイスターズは10月3日、中畑清監督(61)が今季限りで退任することを正式に発表した。同日、横浜スタジアムでの最終戦終了後のセレモニーで中畑監督がファンに向けて挨拶を行った。
中畑監督は「どんなゲーム展開になっても、選手たちは諦めない野球をやり通してくれた。責任はすべて私にあります」と辞意を申し入れた理由を語り、「4年間悔いはない。ファンのみなさんに感謝です」と何度も頭を下げた。
球団が創設された2012年から指揮を執り、ファンサービスを重視する姿勢などから観客増に貢献するも、在籍4年間で最高順位が5位と成績は振るわなかった。今季はリーグトップの112本のチーム本塁打を放つなど前半戦を首位で折り返す快進撃を見せたが、後半戦は失速。この日の試合で読売ジャイアンツに敗れ、3年ぶりの最下位が確定した。キャプテンの筒香嘉智外野手は「厳しい指導をいただき、人として成長できた。感謝しています」と話していた。
今後の新監督の人選について、池田純球団社長は「方向性としてはチームを継承でき、結果を追い求めることができる人」と来季を見据えている。
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