横浜出身の歌手「ゆず」の聖地として全国からファンが訪れるイセザキ・モール。そんなファンが聖地巡礼で立ち寄る場所の1つになればと、かつて彼らが路上ライブを行っていた横浜松坂屋の跡地・カトレヤプラザ伊勢佐木の屋上に設置された「ゆず」の木が、このほど新しく植替えられた。
この木は3年前にゆずの出身地・磯子区岡村の住民有志「かぼすの会」が設置したもの。かつて松坂屋の屋上にはゆずの壁画があり、閉店直前に短冊にメッセージを書いて飾れるようゆずの木が置かれたことに由来する。「地域のために使ってもらえるのなら」とカトレヤプラザが屋上使用を快諾し、伝説となったゆずの木が復活。会にちなみ「かぼすの木」も一緒に並べた。
それ以来、会長の平野正さんは、夏の暑さで枯れてしまう木にもめげずに毎年自費で木を購入。昨年から地元で造園業を営む貝塚秀雄さんが、ボランティアで植替え作業を行っている。平野さんは「ゆずがここで歌ってたんだよって、見に来た人に笑顔になってもらえたら嬉しい。夏場の水やりも大歓迎。皆でゆずの木を育てられたら」。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|