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中区・西区版 公開:2016年3月3日 エリアトップへ

「にしとも広場」が区庁舎に 市民活動の拠点拡充へ

文化

公開:2016年3月3日

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 にしく市民活動センター「にしとも広場」が西区役所1階に移転した。西区と認定NPO法人市民セクターよこはまが協働運営しているもので、西区では「区庁舎内に移転したことで、一層の協力を図っていきたい」と話している。



 区民の生涯学習や地域活動の支援を行う市民活動センター。2014年から市民セクターと協働運営し、これまでは区役所そばのビルに拠点を構えてきた。市内18区で区が民間と協働運営の形をとるのは西区を含めて4区のみ。

 今回の移転は、これまで西区役所1階にあった水道局西・保土ケ谷サービスセンターの移転に伴い、そのスペースを活用し、整備したもの。市民活動センターのほか、区の生活支援課が移転、そして就労支援施設「ジョブスポット」が新設される。センターへは区役所正面入り口のほか、裏側からも入ることができる。

 敷地面積は111・57平方メートル。これまでより少し広くなり、印刷機を個室に移動して快適に作業ができるようになった。区内で活動する約150の市民団体が打ち合わせなどを行うほか、団体の活動案内チラシが置かれていたり、絵画展示設備やキッズスペースも設けられている。一般利用者が市民活動などについてスタッフに質問することもできる。

 センターが協働運営になって2年。副センター長の樋山麻子さんは「この2年間で多くの方々にお会いし、西区の地域性について学ばせて頂いた」と語る。これまで、地域の次世代の担い手育成をめざす「地域大学校」や、地域で気軽に集える場所を紹介する「つながりマップ」などを作成。また、広報誌の制作には地域住民も企画に加わるなど、着実に地域に浸透してきている。今後の目標について樋山さんは「区内には本当に様々な団体が活動されています。地域の自治会町内会と団体の橋渡しをしたり、イベントなどを企画して、区民の方々に各団体の紹介や参加のきっかけを届けたい」としている。

 今回の移転について西区では、「今までも協働で運営してきたが、区庁舎内に移転したことでより一層の協力を図っていきたい。区役所を利用される際はぜひ気軽に『にしとも広場』に足を運んでもらえたら」と呼び掛けている。

 開館時間は午前9時から午後5時。毎週水曜、年末年始休館。問合せは【電話】045・620・6624へ。

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