国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所は5月10日、金沢区から鶴見区まで湾岸沿いを通る国道357号(本牧地区約2・3Km、3月27日開通)の開通直後の交通状況を公表した。同線は横須賀市から横浜市、川崎市、東京都、千葉市美浜区に至る全長約80Kmの、埋立地を利用した一般道路。神奈川県区間は35・1Kmの計画で、そのうち18・6Kmが開通している。
同事務所によると、本牧地区開通後は南本牧ふ頭から大黒ふ頭間の走行時間が約33分から約13分に短縮された。また、開通区間に並行する道路の1日当たりの交通量(下図A―A断面)は約2万4900台からおよそ3割減の約1万6800台に。そのうち大型車は約1万3600台から約9000台と約3割減少した。さらに開通区間へ交通が転換したことによって、鴎橋(かもめばし)入口交差点での交通量は、1日当たり大型車が約7300台から約5900台におよそ2割減少し、渋滞発生時間は約210分から約30分に大幅改善された。
同事務所は今後も国道357号の交通状況や整備効果などを適宜公表するとしている。
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