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ベイクォーターの舞台裏【2】 自販機一つにも”らしさ”を 総務担当が作る「居心地の良さ」
開業10周年を記念し、仕掛け人たちの姿から同館の魅力を掘り出す本コーナー。今回は、総務・経理など裏方で活躍する管理部・細井健一副部長が自動販売機に隠された秘話を明かす。
象徴的な施設外観と海を感じさせるカモメのイラストがラッピングされた17台の自動販売機。実はここにも魅力づくりへのこだわりが詰まっている。
2年前、置き換えを機にオリジナルデザインにしようという話が持ち上がった。「業者の方を呼んで提案したが、皆さん渋い表情で」と明かす。コストがかかる上に前例がないことで、皆二の足を踏んでいた。そこで、イメージしやすいように模型も作って説得し、実現に至った。「完成したときは全員『やってよかった』と笑顔だった」と懐かしむ。BQ(ベイクォーター)の雰囲気にマッチするデザインにすることで売上も伸びた。
「私はクリエイティブな仕事が苦手」としながらも、仲間とアイデアを出し合い、17台のうち2台には同館を発着するシーバスの絵を隠すといった、ちょっとした”遊び心”も加えた。
欠かせない「名脇役」
出かけるときは、デパートの隅で待たされるお父さんタイプ。買い物目的の場では肩身の狭い思いをしているからこそ、「コーヒー片手に海沿いのベンチでゆったりできることが、BQの大事な魅力」と語る。
「私の裏方としての仕事によって同僚や店舗スタッフが気持ちよく働ければ、結果としてお客様にとって居心地のいい空間につながると思う」。陰でBQを創っている名脇役だ。
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