西区の藤棚地区センターで6月29日、同館初の「藤棚子ども食堂」が開かれた。
当日は地域の子どもたちや保護者ら58人が参加。当初は子ども向けに企画したが、高齢者が多く住む地域柄か、日頃一人で食事をしている高齢者の参加も多かった。メニューは、昭和の家庭の味を子どもたちに味わってもらいたいと、メインのカレーのほか、ひじきの煮物や小松菜の付け合せ、夏野菜の炒め物などを用意。ひじきの煮物は地域住民の寄付で提供できた。
参加した子どもたちからは「沢山のおじいちゃん、おばあちゃんと話ができて楽しかった」「みんなでワイワイ食事できて楽しかった」といった声が聞かれた。主催した藤棚地区センターの吉田左知子館長は「多くの高齢者に参加してもらえたのがこの地域の特徴。今後、子ども食堂の名称も変えていき、藤棚の地域ニーズに合わせた食堂にしていきたい」と継続的な開催に意欲を示した。
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