横浜青年会議所(横浜JC)が横浜駅西口の美化をめざし、9月1日から相鉄改札口側、喫煙所周りの植栽周辺に花のプランターを設置する。2カ月間の限定だが、横浜JCでは「横浜の玄関口の美化活動として、地域や行政とも協力し、今後につながるきっかけになれば」と意気込む。
横浜駅西口美化プロジェクトと名付けられたこのプロジェクト。様々な地域課題解決に取り組む横浜JCが今年3月、地元から西口の喫煙所周辺でタバコの吸い殻などのゴミが散乱している現状について相談を受け、ゴミが目立つ植栽周辺で美化活動の検討をはじめた。
当初は実際に花々を植えるガーデニングやライトアップなどを含め西区役所や土木事務所とも相談したが、期間限定ということや花の管理の問題などから、今回はプランターでの設置が決まった。西区役所は「民間主導で駅周辺の美化に取り組む素晴らしい企画」と歓迎し、西口周辺の事業者等で組織する横浜駅西口振興協議会も「駅周辺の美化は街の課題のひとつ。協議会としてもできるだけの協力をしたい」と期待を寄せる。
設置するプランターは大小合わせて35個。寄植えの花々は(株)サカタのタネの協力で、パンジーなどを中心に、暑さに強い明るい品種を混植で用意する。日々の水やりは横浜JC会員が交代で担当する。
期間は9月1日から10月31日までで、終了後はプランターごとに近隣の学校や幼稚園などへの寄付を予定している。プロジェクトを主導する横浜JC理事の野路尚弘さんは「期間限定ではあるが、このプロジェクトが行政や地域、企業をつなぎ、年間乗降客数世界第5位を誇る横浜の玄関口の美化を推進する運動の一助になれば」と話す。
市民の応援募る
横浜JCでは今回のプロジェクトを盛り上げようと、市民の応援を呼びかけている。「あなたのいいね!が横浜駅を綺麗にする」とし、横浜JC公式フェイスブック上で「いいね!」を押すごとに寄植えの花が一本増えるキャンペーンを行っている。「ぜひ一人でも多くの方に賛同して頂き、沢山の花で横浜駅を綺麗にしましょう」と呼び掛けている。
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