アメリカ山公園 "はち育"記念し蜜量り売り 身近な環境考える契機に
中区元町のアメリカ山公園で初夏に採取される蜂蜜の量り売りが8月19日(ハチ・イ・ク)に行われた。これはアメリカ山公園が2013年度から取り組む「はち育」にちなんで実施されたもの。量り売りは初開催。
「はち育」とは、農薬や薬品などの影響を受けやすいミツバチを通して地域の環境について考える環境教育のこと。小田原フラワーガーデンやくりはま花の国=横須賀市=でも実施されている。
同公園ではこれまで、親子や女性向けのプログラムなど、地元の人々に地域環境へ関心を持ってもらえるよう多様な取り組みを行ってきた。
現在、アメリカ山公園では約20万匹のミツバチが飼育されており、今年はおよそ200kgの蜂蜜が採取され、昨年の35kgを大きく上回った。採取された蜂蜜は、近隣店舗のアイスクリームや菓子にも用いられているという。
公園事務所所長の永江晴子さんは、「一人でも多くの人にハチの生態や、彼らがどうやって私たちの生活を支えているのかを知ってほしい」と話す。
同事務所では毎週金曜日に蜂蜜の販売を行っている(通常量り売りは行われていない)。
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