神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2016年9月22日 エリアトップへ

なか区ブックフェスタ 危機乗り越え開催へ 本と地域の魅力伝える

教育

公開:2016年9月22日

  • LINE
  • hatena
「地域のお店や施設についても知ってもらえれば」と話す熊谷さん
「地域のお店や施設についても知ってもらえれば」と話す熊谷さん

 中区内の企業や団体が「読書の秋」にちなんだ様々なイベントを開催する「なか区ブックフェスタ」が10月1日から始まる。2011年から毎年行われてきた「中区えほんフェスティバル」を引き継ぎ、幅広い年代が本に慣れ親しめるようカフェなどでも開催される。

 「なか区ブックフェスタ」は、10月1日から11月30日まで、ブックカフェ関帝堂書店の「押花ブックカバー作り」や竹之丸地区センターの「ぐりとぐらのかすてらつくり」など、区内23の店や施設で様々なイベントを展開する本の祭典。前身の「えほんフェスタ」は、昨年まで本牧地区センターの職員が中心となって開催されてきたが、担い手の職員が異動になり、今年の開催が危ぶまれていた。

 「『えほんフェスタ』を続けたい思いがあった」。そう語るのは大鳥中学校コミュニティハウス館長の大久保箇子さん。住民から今年のイベント開催について問合せがあったことで、自身が担い手となることを決意した。

 大久保さんからイベント開催の相談を受けた中区地域振興課の熊谷憲一郎さんは「イベントをやめるのはもったいない」と、協力団体を見つけるため、仕事後カフェなどに飛び込みで話を持ちかけたという。結果として区内の書店やブックカフェなど、計23の企業・施設からの協力を得ることができた。協力団体からの参加費と区社会福祉協議会の助成金を基に8千部作成したパンフレットは、知り合いに紹介してもらったデザイナーによるもので、施設に置けばすぐになくなってしまうほどだという。

 「本に親しんでもらうと同時に、地域のお店や施設についても知ってもらいたい」と熊谷さん。すでに区内の小学校でパンフレットの配布を行い、今後は中学校にも配布する予定だ。

 大久保さんは「『えほんフェスタ』を続けることで協力団体が増えていったように、『ブックフェスタ』も続けることで一層盛り上がるのでは」と今後の展開に意欲を見せる。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

地域サロンが5周年

南区南永田団地

地域サロンが5周年

住民に愛される憩いの場

4月25日

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook