2017年に完成から350年を迎える吉田新田の歴史伝承と地区の活性化を図ろうと、「YS350(横浜吉田新田350周年記念プロジェクト)実行委員会」が11月17日に設立された。
吉田新田は大岡川河口部の入海を江戸の材木商、吉田勘兵衛らが干拓し、1667年に完成。横浜開港につながる基礎となった。
同委員会は伊勢佐木町、野毛、馬車道、横浜橋などの商店街やまちづくり団体が参加する「関内・関外地区活性化協議会」のメンバーを中心に25人の委員で構成される。
17日に吉野町市民プラザで行われた設立総会で委員長に横浜橋通商店街副理事長の高橋一成氏、副委員長に野毛地区街づくり会会長の平出揚治氏と吉田町名店街理事長の荒井浩氏が選出された。顧問に同協議会会長の北村宏氏らが就いた。
今後、既存の施設を使い、新田の歴史を紹介する企画展やシンポジウムなどを行う予定。高橋委員長は「吉田新田350周年を契機に19年の横浜開港160周年、23年の日枝神社創建350周年に向けて息の長い文化事業を行いたい」と話し、市内外にPRしていく意向を示した。
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