中区や西区を中心に運行する「アサヒタクシー」(本社・中区山元町、藤井嘉一郎社長)が業界では珍しい、乗務員が仕事と介護を両立できるような新しい勤務体系を導入した。
同社で今年、乗務員が親の介護のため、有給休暇を取得しながら働き続けたものの、退職を余儀なくされるケースがあった。今後も同様のケースが考えられることから、介護をする乗務員向けに1日4時間からの勤務を制度化。同社によると、このような短時間の勤務体系を採用するタクシー会社は市内ではほかにないという。
藤井社長は「タクシー業界全体で採用が難しくなり、労働力不足に陥っている。多様な人材を集めるためにも工夫が必要」と話す。
問い合わせは同社【電話】045・641・9875。
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