「学問の神様」として広く知られる平安時代の学者・政治家の菅原道真が祀られている三溪園天満宮=中区本牧三之谷=で1月25日、「初天神」が開かれた。
道真の誕生日である6月25日と命日の2月25日にちなみ、毎月25日は縁日となっている。一年で最初の縁日は「初天神」と呼ばれており、特に重視されている。同園では毎年、初天神の参拝者に合格祈願の鉛筆を進呈している。
三溪園天満宮は、江戸時代に同園近くの旧家が京都北野天満宮より勧請して祀った間門天神がその前身。1976年1月25日に同園に移されて以来、長年来園者に親しまれている。
当日は地域住民ら約40人が参拝に訪れ、それぞれ願いを込めて手を合わせていた。大学生の娘と本牧元町から訪れた川瀬淳さんは「子どもの試験が近いので、学業成就をお願いしました」と話していた。港北区から訪れたという70代女性は「三溪園は毎月訪れています。趣味でやっている俳句がうまくなるようお参りしました」と話していた。
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