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口腔ケアQ&A【4】 定期連載 教えて!歯医者さん 取材協力/中区歯科医師会
※このコーナーでは中区歯科医師会 地域保健部・地域医療部の先生が、歯や口の健康についての質問におこたえします。
Q.歯周病ってどんな病気?保険で治療できますか?
A. 歯周病は歯を支えている骨の病気です。歯周病の原因は主に、磨き残しからなる歯石に着く細菌です。歯石の付着があると歯肉の炎症から歯槽骨(歯を支える骨)の炎症へと進行します。
歯周病は激痛を伴う時がありますが、一般的にゆっくりと骨が悪くなる病気のため、特に初期段階では自覚症状に気付きにくいことが多いです。症状が進行して、歯がグラグラして痛みが出てきてしまってから来院されても、結果的に手遅れの状態で抜歯となってしまうケースが多いです。
しかし生活習慣病である歯周病は、しっかりと管理をしていけば防げる病気です。歯科医院では、健康保険内で、歯周病の予防と治療ができます。歯周病の治療(主に歯石の除去)を行うことにより、みなさんが抱えているお口のトラブルの多くを解決できるかもしれません。
また、歯周病は糖尿病や心臓病など全身疾患とも関わりがあることから、健康な口腔内を維持することは、健康寿命を延ばすことにもつながります。定期歯科検診はもちろん、口の中がネバネバする、口臭が気になる、歯磨きで出血をするなど、思い当たる節がある場合は早めにかかりつけ歯科医院へご相談下さい。
中区歯科医師会の会員医院は、公式ホームページでお近くのエリア別に検索できます。ぜひご覧下さい。
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