西区に事務局を置く横浜F・マリノスの公式チアリーディングチーム「トリコトロールマーメイズ」のユースチームが3月末に行われた国内大会で優勝。5月6日・7日に米国・バージニアビーチで開かれる「THE US Finals」に出場する。中学1年から高校2年までのメンバー9人は本日4日に渡米し、チアの本場での舞台に臨む。
マーメイズユースはトップチームの妹チームとして、マリノスのホームゲームやイベントにも出演。将来のトップチーム入りをめざし活動している。
米国大会への出場権を獲得した、3月30日に千葉県・舞浜で開かれた大会「JAMfestJAPAN」ではポンポンを使い14人以下の小編成で踊る、高校生以下の部門に参加。ステージを広く使い、完成度の高い動きが評価された。
マーメイズを主宰する(一社)チアリーダーズ協会の前岡宏佳代表理事は「マリノスの試合でパフォーマンスをしている経験が、限られた時間で自分たちのアピールをすることに活かされた」と話す。
メンバーの一人で西区在住の鷹島めいさん(中学3年)は「1位を獲る!という強い気持ちが、演技に繋がりました。アメリカでも悔いの残らないようチーム全員、全力で踊ってきます」と意気込んだ。
チームの最年長は高校2年。トップチームには18歳以上になれないと入れず、ユースチームからの入団はまだない。振付を指導してきた平井沙樹さんは「今回はせっかくの挑戦の機会。何かしらの成果を出して、将来はトップチームに入ってくれたらうれしいですね」と笑みを浮かべた。
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