月1回、英語と日本語の2カ国語で中区・西区を中心とした市内のイベント情報や街の魅力を発信するフリーペーパー「横浜シーサイダー」。2009年3月の創刊から8年を経て、6月の発行で100号の節目を迎える。
同紙は中区野毛のシェアオフィス・野毛Hana*Hana内に事務所を構える(株)Bright Wave Mediaが発行。B5判の24ページで、1カ月のイベントや店舗情報などを英語と日本語、両方で紹介している。外国人と日本人、両方をターゲットにしたバイリンガルマガジンだ。
月1回1万部を発行。桜木町駅ビル内の観光案内所をはじめとする市内の観光情報施設や図書館、ホテル、飲食店などに置かれている。
米国人らが製作スタッフ
スタッフは日本人パート2人を含め7人。創設者で現在は米国にいる社長のライ・ベヴィルさんのほか、3人のアメリカ人スタッフがいる。編集、営業、デザイナーとそれぞれメインの担当を持っているが、メイン以外の仕事もこなしている。社内の「公用語」は英語だが、時おり日本語が混じることも。
編集員のひとりで入社3年目のブライアン・コワルジックさん=人物風土記で紹介=は、ベヴィルさんに誘われて入社。記事執筆や写真撮影を担当している。それまでは英語の先生やクラフトビール関係の仕事をしており、今年で来日15年。住んで3年になる横浜の印象は「便利な街。ときどき人が多すぎるけどね」。新しく見つけた店や面白そうな人など、自由な視点で紙面を作っている。
最近の号では全国都市緑化フェアや吉田町、新年度で新しく横浜に来た人に向けた英語対応可能な施設紹介などを掲載した。今後に向け「いろいろやりたいこと、アイデアはいっぱいあるけど、考え中」とコワルジックさん。節目となる100号は目下製作中。6月中旬からの「横浜フランス月間」をテーマにした特集を企画しているという。6月6日頃には街中に出回る予定だ。
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