中区を中心に奉仕活動に取り組んでいる「ボランティアネットワーク21神奈川」は6月1日、車いす2台を本牧病院に寄贈した。
この取り組みは、同団体が若手音楽家の育成の一環として毎年、横浜室内合奏団と共催する「夏の定期演奏会」の収益金を活用するもの。演奏会は8月27日だが、車いすの必要性が高いとの判断からこのタイミングとなった。
本牧病院の杉山淳院長は「高齢者は増えており、車いすを必要とする方は多い」と感謝していた。看護師は「車いすは立ち上がる練習にもなり、在宅医療への可能性を広げる」と話した。
同団体は2000年設立。5年目からこの取り組みを継続しており、これまでも山下公園や三溪園、市立みなと赤十字病院、各地域のケアプラザなどに車いすを寄贈。東日本大震災後は、3年ほど被災地の仮設住宅に傘を送っていたという。
夏の演奏会「オペラ・アルプスの花咲か婆さん」は、中区制90周年・開港記念会館100周年の記念事業として8月27日、同館講堂で午後2時30分から行われる。チケット2千円。申し込みや問い合わせは【メール】kreismusicoffice@aol.jpへ。
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