中区歯科医師会(有馬 二会長)が6月8日、中区役所で高齢者の口腔ケアについて講演会を行った。
当日は同会の蕭(しょう)敬意さんが、「口腔ケアで元気な身体に」をテーマに講演。高齢者の約8割が口腔乾燥になっていることや、口内の細菌等が誤って肺に入って発症する「誤嚥(ごえん)性肺炎」が、死因の上位であることから、「口腔内の健康が全身の健康に影響する」と説明。口腔機能が衰えた状態である「オーラルフレイル」を予防することで、要介護予備群である「フレイル」の予防につながると話した。
会場ではフレイル予防につなげるため、唾液・口臭検査も実施された=写真下。
有馬会長は「噛む力が衰えると栄養がとれなくなり、全身機能の低下や寝たきりなどにつながってしまう。口腔ケアの重要性を知って欲しい」と話した。
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