――ホテルが開業20周年を迎える今年2月、総支配人に就任されました。
開業準備室から従事してきたホテルの記念すべき年を総支配人として迎えることができ、運命的なものを感じています。またこれまで一緒に横浜で頑張ってきたスタッフ全員の努力が認められた証でもあり、それが一番嬉しかった。初めてホテルに立った時のワクワクドキドキした気持ち、希望に満ち溢れた日々のことを思い出しながらスタッフ一同、原点に立ち返って気持ちも新たに、これまで以上にお客様に愛されるホテルを目指していきます。
――ホテルの特徴は。
多くの客室に海風を感じられるバルコニーを有し、「アーバンオアシス」がコンセプト。夏はアロハでお出迎え、スタッフのフレンドリーな接客も当ホテルならではです。開業当初よりこだわっている「食」は、シェフが現地に出向いて素材を仕入れるなど、ご好評いただいております。「クイーン・アリス」や「トゥーランドット游仙境」などの有名店も魅力の一つです。ホテル集大成の今年は、レストランの20周年記念コースやフェアなども目白押し。県内小学生を対象に「グッドナイトカード」の原画募集も行いました。婚礼部門では8月20日にホテルの神殿がリニューアルします。
――中区のご出身だそうですね。休日の過ごし方は。
立野小、仲尾台中出身で、今も中区竹之丸に住んでいます。加えて勤務地もずっと横浜…。横浜が大好きなんですね。子ども時代は近所に米軍住宅があり、夜遅くまでお菓子をもらい歩いた「かぼちゃまつり」(ハロウィン)が思い出に残っています。60歳になったので、最近健康のことを考えてこっそりジムに通い出しました。普段からウォーキングは好きで、三溪園や山下公園、元町などを歩き、新しいお店をチェックしたりしています。地元の魅力が再発見できていいですよ。
――ホテルマンとして心がけていることは。
大学で経営学を学び、ホテルの営業マンに憧れてこの業界を志望。「『あなたがいるから来るんだよ』といわれるホテルマンになりたい」と入社面接で話したことを今でも覚えています。人材派遣会社にも5年半いましたが、スタッフ募集から教育、イベント現場の管理運営まで何でもやった経験が生きています。ホテルマンとしてホスピタリティはもちろん、「夢と感動」を提供したい。それにはまず自分たちが楽しむことが一番。毎年クリスマスにサンタさんに扮して登場していますが、お客様の笑顔を見たらやめられないですね。ロビーで私を見かけたらぜひ気軽に声をかけて下さい。
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