74の障害者団体からなる中区障害者団体連絡会(以下、区障連・池田信義会長)の設立20周年を記念したイベントが8月9日に関内ホールで行われ、関係者ら約380人が参加した。
当日は、野毛大道芸で活躍するマジシャンや一輪車で曲芸を披露する大道芸人が舞台を飾るとともに、市消防音楽隊による演奏の披露もあった。最後には、参加者全員でポップス曲の『負けないで』を合唱し、障害のある人やその関係者がより一層、暮らしやすい社会の実現を目指す意識を新たにした。
区障連は、身体・知的・精神などの障害者10数団体が互いの交流を深めようと1996年12月に設立。障害がある人でも安心して暮らせるまちづくりを目的に、障害者たちが歌やダンス、また出店などに立ち、地域と交流する「ポレポレまつり」の開催をはじめ、区の総合防災訓練参加や講演会などを開くなど、積極的に活動を続けている。今回のイベントは20周年の節目を祝おうと企画された。
市中区生活支援センター所長で区障連の事務局を務める長尾孝治さんは「より一層、地域のネットワークを構築できるよう活動していきたい」と話していた。
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