8月に宮城県で行われた全国消防救助技術大会に出場した、西消防署警防第一課の村田利樹さん。保土ケ谷消防署との合同チームを組み、溺者救助部門に出場。日頃鍛え上げた救助技術を披露した。
順位こそ付けないが、全国から選抜された消防署員の技術披露の場として開かれている同大会。村田さんらが出場したのは、25m先の溺者を浮き輪とロープで救助する同部門。村田さんは水の抵抗をものともせず、ロープを引っ張る力仕事を担当した。大会では29秒の好成績も「関東大会からはタイムが落ちてしまった」と悔しさをにじませる。
南区出身。消防士の姿に「かっこいい」と高校卒業後横浜消防に入職し、16年目。今年4月に保土ケ谷消防から西消防に異動したが、署の理解で慣れ親しんだメンバーと大会に参加した。
実際に要救助者に遭遇する場面は多くないものの、だからこそ意識しているのは反復練習の重要性。「繰り返し練習しないと、現場でできるようにならない」。区民の安全を守るため、今日も反復練習に精を出す。
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